フリーランスって本当に「不安定」なの?
「フリーランスって、収入が安定しないんでしょ?」
「生活できるのかな…将来が不安すぎる…」
こんな声、僕のまわりでもめちゃくちゃ多いです。
実際、僕自身も独立当初は「来月の家賃どうしよう」って本気で悩んでました。
でも結論から言うと、不安定な理由はちゃんとあって、それに対策すれば“安定”は後からついてくるんです。
この記事では、なぜフリーランスは不安定と言われがちなのか。その理由と、今すぐできる解決策をリアルに紹介していきます。
フリーランスが「不安定」と言われる3つの理由
収入に波があるのが当たり前
フリーランスの検索ボリュームはこの5年で3.1倍に増加しています。
▶︎ Indeed公式調査(PR TIMES)
とはいえ、固定給は存在しません。
単価が高い月もあれば、案件が途切れて月収10万円以下…なんてことも普通にあります。
僕も最初の3ヶ月くらいは「全然稼げないじゃん…」って何度も焦りました。
継続案件をつかむには“信用”が必要
フリーランスの案件って、基本的に「一発きり」のものが多いです。
継続案件をもらうには、「この人にまたお願いしたい」と思ってもらえる実績と信頼が必要。
ただ納品するだけじゃなく、丁寧な連絡・納期厳守・+αの提案ができるかがカギです。
社会保障がない=不安定?
会社員には当たり前の厚生年金・健康保険・雇用保険。
フリーランスには基本的にこれらがありません。
ただし「国民健康保険」「国民年金」には加入必須。
さらに、自分で備えられる制度もあります。
知らないと損ですが、ちゃんと使えば“自分で選べる保障”が得られます。
フリーランスでも安定してる人の共通点
僕が実際に出会った中で、年収500万円以上を安定して稼いでいるフリーランスには共通点があります。
安定してる人が持ってるマインド
- 自分を「ビジネス」として見ている
- 提案力・営業力をアップデートし続けている
- 複数の収入源を持っている(執筆+講座+広告など)
- 数字で管理している(売上表、家計簿、習慣ログ)
- メンタルがやられても立て直せる“回復力”がある
フリーランスの“不安定”を解消する4ステップ
1. 営業力は「数×改善」で磨ける
- ターゲットに合った提案文を書く
- 相手のニーズを“先回り”して提案する
- 実績がなくても誠実な対応で信頼を得る
まずは提案100件、というくらいの気持ちで挑んでみてください
2. お金の不安は「管理」で消える
- 生活費と事業用の口座を分ける
- 収入の平均値で家計を立てる
- 収入が多い月は「先取り貯金」をする
家計簿アプリやフリーランス専用の会計アプリも活用しましょう。
3. メンタルの揺らぎには“見える化”が効く
- 売上を記録して「見える化」する
- SNSやコミュニティで気軽に話せる人を持つ
- 他人と比べず「昨日の自分」と比べる
不安をなくすのではなく、“付き合い方”が大事です。
4. 自己投資こそ最大の安定策
- 書籍・YouTube・講座などで知識アップ
- 他人の提案文を見て学ぶ
- SNSで発信して“見つけてもらう側”になる
自己投資は、未来の売上をつくる最良の手段です。
支援制度・法律も整備が進んでいる
2024年秋には、ついにフリーランスを守るための新しい法律が施行されます。
この法律で定められているのは…
- 契約内容を文書で明示する義務
- 報酬は60日以内に支払うこと
- 妊娠・介護などによる不利益な扱いの禁止
今まで“泣き寝入り”するしかなかったような問題にも、法的に守られる時代になってきています。
結論:不安定かどうかは「向き合い方」次第
安定は“与えられるもの”ではなく“育てていくもの”。
フリーランスは確かに大変な面も多いけど、
行動と工夫次第で、会社員以上の「自由と安定」を得ることも可能です。
「いつかやりたい」なら、まずは「今できること」を1つやってみませんか?
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